[メイン2] エクシア : なんてことの無いアパート。部屋内にはゴミが散乱としており、掃除がなされていないような、そんあズボラな一室。
[メイン2] エクシア : そんな部屋の扉が、ガチャりと開く。
[メイン2] エクシア : 「うい~っと、ただいまエクシア帰還しました~っと」
[メイン2] エクシア : "一仕事"終え、ダルそうな顔立ちでふらふらと寝室まで移動し
[メイン2] エクシア : 「にしても、今日も見つかんなかったかぁ、"手掛かり"」
[メイン2] エクシア : 「参っちゃうなぁ」
[メイン2]
エクシア :
ぽすりとベッドに腰掛、ふぅ、と溜息を吐き捨て
何も無い無地の天井を見上げる。
[メイン2]
エクシア :
「……おっとぉ、そういえば倉内ちゃんから吸血鬼物の映画
BDで借りたんだった、明日に感想送らなくちゃ出し
軽く見よ~っと」
[メイン2]
エクシア :
そんなこんなで、配達で頼んだ夕食のピザを片手に
ひとっ風呂浴びた後、再生ボタンを押す。
[メイン2]
エクシア :
テレビ画面に映し出される、これぞホラー映画!といったような内容
エクシアとしては、職業傭兵ということもあり、別に血を見ることは
そこまで恐怖としては捉えてはおらず、だら~っと見ている。
[メイン2]
エクシア :
「うっわ、このシーンえっろ!
洋画ってこういうところあるよね~」
[メイン2]
エクシア :
完全に娯楽として楽しむ。
夕食を食べ終え、歯磨きをシャコシャコと磨きながら視聴を続け。
その後は寝着に変え、横になりながら映画を見続ける。
[メイン2] エクシア : 「……ふぁぁあ~~……ねっむ……」
[メイン2]
エクシア :
別に映画がつまらないというわけではない
ただ一仕事終えた後ということで、純粋に疲労していたのだ。
[メイン2] エクシア : 重たい瞼が徐々に降りていき、やがてエクシアの視界は─────真っ暗になる。
[メイン2] エクシア :
[メイン2] エクシア :
[メイン2] エクシア :
[メイン2] エクシア : 気が付くと、そこは─────空の上であった。
[メイン2] エクシア : 「………ん~?」
[メイン2]
エクシア :
「ありゃりゃ、天に召されちゃった系?なんちゃって
まーだやることあるし、死ぬわけにはいかないってーの」
[メイン2]
エクシア :
「こういうのなんて言うんだっけ?明晰夢?
いや~、めっちゃリアルじゃん~」
[メイン2]
エクシア :
異様、異質な場所にいながらも、へらへらとした表情で
自分が落ちて行っているのか、それも昇っていっているのか
どちらなのか分からない場所を、むしろ楽しんでいる。
[メイン2]
エクシア :
エクシアは、人生は一度切り、だからこそ楽しんでナンボ、といった考えを持っている。
これはエクシアが信仰している宗教の価値観も相まっている部分もあるが
ほとんどは、エクシアがこれまで経験してきた事柄から導き出した性格だ。
[メイン2]
エクシア :
「さってっと……その割には、な~んにも無いし
な~んにもできないけど、どうしたもんかな?」
[メイン2] エクシア : CCB<=95 判定【目星】 (1D100<=95) > 92 > 成功
[メイン2] GM : エクシアは雲の中に浮かんでいる黒い死体を発見する。
[メイン2] エクシア : 「…げっ、まぁじで?」
[メイン2] エクシア : 眉を顰めながら、その死体を注視する。
[メイン2] エクシア : 「私の夢なら、全部楽しいもん見せてちょ~って感じ」
[メイン2] GM : 良く見てもただ黒い死体とだけしかわからない
[メイン2]
エクシア :
「……な~んか、気持ち悪いなぁ
この夢は私に何を伝えたいんだろ、わっかんな~」
[メイン2] エクシア : 頭をガシガシと掻きながら、ふぅ、と息を吐き捨てる。
[メイン2] エクシア : 「とりま………」
[メイン2] エクシア : 「違う楽しい夢見せろ私!とりゃ!」
[メイン2] エクシア : 思いっきり、自分の頬を引っ叩く。
[メイン2] GM : 夢から目覚めたエクシアはガバリと飛び起きる。SANc(1/1d4)
[メイン2] エクシア : CCB<=92 【SANチェック】 (1D100<=92) > 49 > 成功
[メイン2] GM : 天気予報で濃霧警報が出ていることがわかる、また外は異常に霧深いし寒い。
[メイン2]
エクシア :
「……うっわ、ぐっしょりと汗かいてる……
………な~~~~んか、気持ち悪い夢だったなぁ」
額の汗を拭いながら。
[メイン2] エクシア : 「あっと!倉内ちゃんに映画見た感想送んなきゃ」
[メイン2]
エクシア :
「……うぅぅっ!さぶっ!?あれ?今日ってこんな寒かったっけ?
まぁいいや!スマホスマホ~っと」
[メイン2]
エクシア :
身をぶるりと震わせながら、枕元に置いてある
充電器を差しっぱなしのスマホに手を伸ばし、電源を入れ
倉内に連絡を試みようとする。
[メイン2] GM : 電話は繋がらない、電波を見ると圏外になっている
[メイン2] エクシア : 「………ま?」
[メイン2]
エクシア :
「……げ!?濃霧警報!?何々!?こんな予報無かったよね!?
最悪じゃ~ん!」
今度はテレビの方を見て落胆する。
[メイン2] エクシア : 「え?じゃあじゃあ、この電波障害も、この濃霧のせい?」
[メイン2] GM : ニュースでは、最近近隣で人が襲われる事件が多発している、皮だけ剥がれていたりするらしいといったものが報道されている
[メイン2] エクシア : 「……やーな事件」
[メイン2] エクシア : 「……なーんか、嫌な予感がするね」
[メイン2]
エクシア :
むくりと体を起こし、外出用の服に着替え
少し、軽くストレッチをする。
[メイン2]
エクシア :
「……姉さんがいなくなった時も、こんな感じだったかな
………ちょっくら、みんなが心配だ」
[メイン2] エクシア : 陽気な性格のエクシアとは思えないほど、冷たい顔つきで外出準備を整え。
[メイン2]
エクシア :
「さて………出発しますか!」
─────愛銃を手に、アパートの扉を開け、外へ出る。
[メイン2] エクシア : 一匹の傭兵の激戦物語が今、始まろうとしていた。
[メイン2] エクシア :
[メイン2] エクシア :
[メイン2] エクシア :